2022.03.02
2月はゆっくりペースで「自画像」を描きました。
毎月、カリキュラムを決めて配布しています。
自主性を育てるため自由制作のこともありますが、
今回のように、こちらからテーマを提案する事もあります。
☆☆☆☆☆☆☆☆
「先生、今日から何やるのー?」
「自画像を描きます。自画像って何か知ってる?」
小学生達が口々に答えながら、
「えー、ヒト描くの、苦手やねんなぁ」の声、多し。
だ〜いじょ〜ぶ、描けるから!!と言い切り、
たたみかけるように「自分の顔ってどうやって見る?」と、すぐに自画像を描く方向に気持ちを持っていく。
「鏡!」の声を聞いて、A4サイズ弱の鏡を一人一人に配ります。
思いのほか、大きな鏡に映った自分の顔と目が合って「わっ!でか!」
にわかにテンション上がってきましたよ。
途中で、新型コロナ蔓延で近隣の学校・園の学級閉鎖などが多く、1週間お休みしました。
先行きの見えない日常が続き、子供たちも「しんどさ」を抱えています。
ゆっくりと自分に向き合い、「今」を描きとめることで、自然と客観的な視点になります。
最後まで描き終わると、「描けた!」という自信と満足感を得られます。不思議と心も落ち着いてくるようです。