2021.07.09
6月は「石」で遊びました。
アトリエの前を通る人は、扉にある小さな看板を見て、「ここは絵画教室なんだな、子供達が絵を描く所なんだな」と思われていることでしょう。
もちろん、絵の具などの画材を使って画用紙などに「絵を描く」こともしています。
だけど、いったい、絵を描くってなんでしょうね。
気持ちの表現?形をそっくりに再現すること?
もっともっとその行為を遡って考えてみると
「遊び」ってことなのではないかな、と思います。
石ころ一つにしても、長い年月をかけて色々な自然の要素が結晶になっています。
それを実際に手に取るだけで、その質感・温度・匂い・色・音など、一瞬に子供達をあらゆる方向から刺激します。
大人から見れば、「石なんて」と思われるかもしれませんが、子供達にすれば「宝物」「興味の塊」です。
この日も、たくさんの石を前にどの子の目も輝いていました。