2018.04.24
1人10枚くらいの混色カードを作り、みんなのカードを合わせて上手くグラデーションになるように並べます。
「みんなで話し合いながら作るコト」はとても大事だと思うので時々カリキュラムに入れています。
絵を描くのが好きな子は、ひとりで黙々と集中して描くのは得意な子が多いと思います。自分の世界にどんどん入って行く感じは心地よいと私も思います。
こんな風に他の人の色と、自分が作った色をまぜこぜにしてしまうって、自分と他人の境界線をなくすような感じがします。並べる前には自分の色カードをしっかり両手に持っていた子供たちが一枚一枚カードを並べているうちに、立ち位置も入れ替わったり「これ、こっちかな」「いや、こうやろ」「やっぱこうちゃう?」と、あーだこーだとなります。
私は時々わざと間違えた色カードを置いたりして「えーっ!それ違うぅ!」というツッコミを誘い(小さい子も違いが分かります)、子供達はまたケンケン轟々並べます。並べたら一度離れて全体を見ることも提案します。対象との距離もよく教えていることです。
そんな感じでまた新年度が始まりました。こうして新しいメンバーともすぐに馴染んでくることでしょう。